いざという時に強い組織とは?和して同ぜず、同じて和せず。【考え方】を合わせ持っていれば、【考え】はいくつあってもいい

皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。

昨日から、新しいチャレンジのために大阪に来ております。

このチャレンジは7月に始まりましたが、結果が出るのは12月になります。

どんな成果が出るのか、今から楽しみでなりません。

事例発表会を予定しておりますので、また改めて、ブログにて報告させて頂きますね。

和して同ぜず、同じて和せず

皆さま、この言葉をご存じでしょうか?

これは、論語にある言葉なのですが、【君子和而不動 小人同而不和】と書かれています。

つまり、実際には【君子、和して同ぜず、小人、同じて和せず】となります。

この言葉に出会ったキッカケは、今年で7年目を迎える【博多示道塾】での学びです。

※示道塾につきましては、こちらからどうぞ!
人間力を鍛錬する唯一無二の学びの場

塾頭である大原光秦さんから、【士氣の上がらない組織の象徴】として、この言葉を教わりました。

あるとき、グループディスカッション(あえて、対話とは書きません)を見ていた大原さんが、参画者に対して、次のように仰いました。

迫力が足らん!
誰のためにもならん!


そういうこともありますよね〜という言葉を聞きたいのではなく、自らの【考え方】をぶつけて欲しい。

そのときに教わった言葉が、【和して同ぜず、同じて和せず】でした。

考え方を合わせ持つ前に、和した【ふり】をする組織、つまり、【同じて和せず】な組織は、何も為しえない。



そもそも、力を発揮できる訳がない。

和してないのだから。

和してないということは、いざという時に一致団結できず、他人のせいにしてしまう。

そして、問題対処型の何の解決にも、誰のためにもならない会議を繰り返すことになるのです。

皆さまの会社は、如何でしょうか?

和してますか?それとも、同じてますか?

では、和するためには、何が必要でしょうか?

その1つの方法が【本氣の対話】です。

考え方を合わせ持つために、相手の【考え方】に興味関心を持ち、その【背景】にあるものを引き出していく。

そのためにも【自ら】の考え方、そして、その背景にあるものをお伝えする。

さらに、お互いの【考え方】を批判、否定するのではなく、その【違い】を合わせていく。

そうやって、考え方を高め合っていく。

この対話こそが、、いざという時に、主体的に動くことができる【人間力】に繋がっているのだと思います。

示道塾は、技術を身につける研修会ではなく、学びを深める学習会です。

だからこそ、ディスカッションを通して、【自らの成長】だけでなく、【周りに貢献する】ためにも【本氣の対話】を心がけています。

このことは、私が講師を務めさせて頂くときにも、意識しています。

【考え方】を合わせ持っていれば、【考え】はいくつあってもいい

もう、お気づきですね。

いざという時に強い組織は【和してる組織】です。

そして、和している組織は、考え方を合わせ持っています。



ここで大切なことは、その考え方から出る【考え】は、多種多様であった方が良いということです。

考え方を合わせ持った上で、考えは、無数に溢れ出る組織。

これは、強い。ものすごく強いです。

京セラの稲盛和夫氏は【考え方】というのは、0点から10点満点ではなく、マイナス10点から10点満点まであると述べられています。

では、10点満点の考え方を合わせ持った組織とは、どうやって醸成されていくのでしょうか?

1つだけ絶対に言えることは、考え方を合わせ持つためには、全力で何かに取り組み、本氣でぶつかった経験があるということです。

めんどくさい・・
うざい・・

そんな言葉からは、考え方を合わせ持つ組織は生まれません。

お客様への【価値創出】を、本氣で考えるからこそ起きる本氣の対話。

そして、本氣の対話だからこそ、問題解決に至るのです。

皆さまの会社では、本氣の対話が起きていますでしょうか?

これからの時代を力強く生き抜いていくために、【現場の士氣】
高まっていますでしょうか?



その大いなるヒントが、示道塾という学びの中にありますよ!

示道塾の見学は、随時、受付しておりますので、ぜひ一度、足を運んで頂けると嬉しいです!

今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

今後とも、どうぞ宜しくお願いします。

ブログ筋トレVol.157

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ABOUTこの記事をかいた人

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン) 代表取締役。

「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、4年間で7,000万円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格

■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録