5年後の貸借対照表を作ってみよう!第1回 〜貸借対照表(BS、バランスシート)って何ですか?〜

皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。


昨日のブログでは、お金の入り口には少なくとも4つあり、まずは、そのことに興味関心を持つことをお勧めさせて頂きました。


昨日のブログは、こちらです。
お金の入り口は少なくとも4つある! 〜売上・借入に続く2つとは何か?〜


その中でも、補助金や助成金に関しましては、該当するものがないかどうかを調べるだけですから、ぜひ、ググってみて下さいね。


それでは、今日のブログです。



5年後の貸借対照表を作ってみよう! 〜貸借対照表(BS、バランスシート)って何ですか?〜

まずは、経営者の皆さまに質問させて頂きます。


今から5年後に、どんな会社を創りたいかが明確だとして、それを、貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)に落とし込むことが出来ますでしょうか?


はたして、どれくらいの数の経営者の皆さまが、今、書けているのでしょうね〜


データを取ったことがないので、私の感覚になってしまって大変恐縮ですが、8割くらいの方が、実は、作れないのではないでしょうか。


例えば、4月1日に、現金300万円を資本金として、会社を設立したとします。


このときの、貸借対照表(BS、バランスシート)を書けますでしょうか?


まず、貸借対照表は、下記のようなカタチをしています。





次に、簡単にではありますが、それぞれの名称について、ご説明させて頂きますね。


資産とは、現金預金だけではなく、売掛金・在庫・機械など、何らかの方法で現金預金に替えられるモノが描かれています。


負債とは、買掛金・未払金・借入金など、お金を支払わなければいけないモノが描かれています。


資本(純資産)に関しては、まずは、【資本金】【累積利益(税引後)】の2つだけを覚えておきましょう。


そして、貸借対照表は、BS(バランスシート)というくらいですから、左側の合計と右側の合計は一致します。


つまり、資産=負債+資本という計算式が、成立するわけです。


では、先ほどの質問に戻りますね。


4月1日に、現金300万円を資本金(元手、もとで)として、会社を設立したわけですから、【現金が300万円あって、資本金が300万円ある】と言い換えることができます。


これを、貸借対照表にすると、下の図のようになります。





これが、正解です。


左側の合計額と、右側の合計額も一致していますね。


如何でしょうか?


きちんと、書けましたでしょうか?


明日からは、このカタチをベースとして、1つひとつの意思決定ごとに、貸借対照表を変化させていきますね。


これが理解できると、5年後の貸借対照表を描けるようになりますよ〜!


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


ブログ筋トレVol.275

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    ABOUTこの記事をかいた人

    四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
    NICE ON株式会社(ナイスオン) 代表取締役。

    「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、4年間で7,000万円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

    MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

    【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

    1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

    保有資格

    ■西研公認MGインストラクター
    ■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
    ■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
    ■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録