「易の経営」と言うべきか・・

皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。


昨日のブログでは、5年後の貸借対照表を作るべき理由について、書いてみました。


昨日のブログは、こちらです。
5年後の貸借対照表(BS)から、今の意思決定を考える!


5年後の会社をアリアリとイメージし、その姿をどのように数字に落とし込むか・・


その落とし込まれた数字をカタチにしたものが、貸借対照表になります。


そして、その貸借対照表が、経営者の皆さまの意思決定を助けてくれます。


ただ、助けてくれるだけではなく、経営者の自由気ままな意思決定を阻むものでもあるのですが。汗


つまり、5年後の貸借対照表に何が書かれているか・・によって、今の意思決定を考えれば良いのです。


すると、経営者が意思決定をする度に、未来を手繰り寄せることになっていますよね。


如何でしょうか?


未来を手繰り寄せる経営。


とっても好きな言葉です。


それでは、今日のブログです。



「易の経営」と言うべきか・・

今日のブログでは、易(えき)という言葉について、書いてみたいと思います。


まず、易という言葉には、3つの意味があるそうです。


私は、最近ずっと読み続けている、竹村亞希子さんの易経の本にて、その意味を知ることができました。


では、その3つとは・・


1つめは、変易です。


これは、自然も私たち人間も、片時も止まることなく変わり続けている・・ということを表しています。


確かに、その通りですよね。


時間は、1秒たりとも止まることはありません。


私たち人間の心も、コロコロ、コロコロと転じるもの・・


つまり、物事は、すべて変わりゆくもの・・と捉える必要がありそうです。


一方で・・


2つめは、不易です。


1つめの変易にて、物事はすべて変わりゆくもの・・と書きましたが、その変わりゆく事象には、不変の法則がある・・ということを表しています。


地球を照らす太陽の位置は、ずっと変わり続けますが、東から昇り、西に沈むことに関しては、絶対に変わりません。


季節はずっと変わっていきますが、春夏秋冬に関しては、この順番が変わることも絶対にありません。


干支も、そうですよね。





毎年、毎年変わりますが、子・丑・虎・・の順番が変わることは、絶対にありません。


つまり、物事は変わりゆくものなのですが、そこには、何らかの不変的な理がある・・と言えそうです。


そして、最後は易簡です。


変易は、物事は絶えず変わりゆく・・ということでした。


また、不易は、変易には一定の法則があり、その法則に従って循環する・・ということでした。


いわゆる・・


起承転結・・


栄枯盛衰・・


このような、理のことです。


だからこそ、私たちは、そのような理を知っておきさえすれば、今、起きていることを説明出来ますし、これから起きることにも備えられる・・


それが、易簡の意味するところです。


私は、この易の3つの意味を読みながら、師から学んでいる経営について、ある気付きを得ました。


師とのご縁を頂く以前は、なぜ、売上が上がり続けていても不安だったのか・・


そして、ご縁を頂いた以後は、なぜ、コロナ禍のような社会的な出来事が起きても、落ち着いて経営について考えることができたのか・・


その差を生んだのは、まさに、【易の経営】でした。


次代(時代)は、どう動くのか・・?


何に備えておく必要があるのか・・?


そこにある、不易。


経営の不易。


如何でしょうか?


皆さまの周りに、順調そうに見えるのに、拠り所となる軸がなく、何か不安そうにしていらっしゃる経営者の方はいませんでしょうか?


また、自然の摂理・・つまり、道理に適った経営を学んでみたいと仰っている経営者の方を、ご存じないでしょうか?


そのような方がいらっしゃいましたら、ぜひ、お伝え頂けると嬉しいです。


まさに、ドンピシャな勉強会があります。


それは、私の師が、26年以上にわたって開催し続けていらっしゃる、素の會という勉強会です。


素の會勉強会について


資料は、たったこれだけしかありません。


でも、だからこそ・・


必要とされている方には、ピーンときて頂けるのかなと思います。


天・人・地を知り、自然の理を生かした経営・・


各月3名まで・・という、少人数での勉強会です。


ぜひ、ご紹介下さいませ!


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.709-1


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ABOUTこの記事をかいた人

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン) 代表取締役。

「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、4年間で7,000万円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格

■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録