長期的ビジョンの共有がなければ、【今】の見方は人それぞれ・・

皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。


昨日のブログでは、夢を叶えるためには、1つひとつ、自分で考えて実行していく必要があり、だからこそ、夢が叶うかどうかではなく、成長だけは約束されているというお話をさせて頂きました。


昨日のブログは、こちらです。
夢が叶うかどうかは約束されてないが、成長は約束されている。


1つ実行すれば、ひとつ夢に近づき、5つ実行すれば、いつつ夢に近づく。


近づくのですが、必ず達成するかどうかは分かりません。


ただし、5つやったことによって、自らの成長だけは約束されていますよね。


そして、ここにフォーカスできた人だけが、とんでもない場所に辿り着くのだと思います。


夢が大きくなり続けるでしょうから・・


それでは、今日のブログです。



3つの時間を同時進行させるのが経営者

1日は、24時間ですね。


そして、働く時間は、1日8時間とか、週に40時間とか、企業によって定められているものと思います。


ただ、今日のお話は、そういった概念ではありません。


【短期、中期、長期】という期間についての概念です。


経営者は、この【3つの時間】を同時進行させています。


長期的なことを考えながら、中期に落とし込み、今を決めているのです。


この行動が、経営者と社員さんに【ズレ】を生じさせます。


なので、社員の皆さんが、【うちの社長の話は分からん・・】と仰るのをよく耳にします。





しかし、これは、3つの期間という概念を理解しておけば、【何が】その状態を作っているのか、考えることができます。



長期的ビジョンの共有がなければ、今の見方は人それぞれ・・

そして、そのほとんどが、【長期的ビジョンやゴールが共有できていない】ことが原因です。


組織において、これが明確に共有できると、問題の80%は解決と言っても過言ではありません。


逆に、長期的ビジョンやゴールが共有できていないなら、自分たちの価値観で【今】を見ますので、納得できないことや不平不満が積み重なっていくのです。


この状況、皆さまだったらどうしますか?


一人ひとりの不平不満を聞いて回りますでしょうか?


社員さんが10名とかなら可能かもしれませんが、100名や、1,000名だとしたら、聞いているうちに状況が変わっているでしょうね。



日本のリーダーが示した長期的ビジョンとは

今の日本は、どうでしょうか?


日本の長期的ビジョンは、何でしょうか?


2019年10月4日、安倍首相は、所信表明演説にて次のように仰っていました。


そうした中にあっても、先人たちから受け継いだ、我が国の平和と繁栄は、必ずや守り抜いていく。そして、新しい令和の時代にふさわしい、希望にあふれ、誇りある日本を創り上げ、次の世代へと引き渡していく。その責任を、皆さん、共に、果たしていこうではありませんか。


安倍首相の所信表明演説の全文は、こちらをご参照下さいませ。
日本経済新聞より


如何でしょうか?


我が国の平和と繁栄は、必ず守り抜いていく。


この観点で、今回の【休校措置】を考える必要があると思うのです。


今だけを見ていては、全員が一致するようなモノがあろうはずがありません。


日本をどういう国にしたいのか。


皆さまの会社を、どういう会社にしたいのか。


もちろん、私にも言えることです。


短期、中期、長期。


少なくとも、3つの時間を持って、今を捉えてみることが大切ですね。


そして、皆さまが、リーダーの立場であれば、社員さんに確認してみることです。


私たちのビジョン、目指しているものは何だった?


周りと共有できてる?


きっと、会社で起きてる問題は、その返事から推測できるのではないかと思いますよ〜。


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


ブログ筋トレVol.330

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ABOUTこの記事をかいた人

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン) 代表取締役。

「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、4年間で7,000万円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格

■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録