事業から経営へ。

皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。


昨日のブログでは、信じることと、疑わないことの違いについて書いてみました。


昨日のブログは、こちらです。
信じない、されど、疑わない・・


大阪の師から、教わった言葉の中の1つですが、


人を信じない、されど、疑わない・・


というモノがあります。


信じないけど、疑わない。


とっても難しい境地ですが、最近になってやっと、その真意が分かってきました。


信じるからこそ、出てしまう何か。


疑わないからこそ、待てる何か。


相手と自分。


主役はどちらか?


を、考えると、大阪の師が言わんとなさることが、伝わってくると思うのですが、如何でしょうか?


それでは、今日のブログです。



事業から経営へ。

今日は、これから100年後も、皆さまの会社が永続しているように、経営における視点移動について書いてみたいと思います。


私ごとですが、顧問の先生から経営を教わるようになって、2年8ヶ月が経ちました。


まだまだ学びの途中ですし、生涯が学びだとも思っていますが、2年8ヶ月前からすると、私の中では随分と変わりました。


売上が上がっても、上がっても、拭えない不安。


それと同時に、埋まりゆくカレンダー・・


ここからの脱出には、相当のエネルギーが必要でした。


が、そもそも、師からの学びがなければ、今も尚、抜け出せてはいないだろうなと思いますが・・


では、何が大きく変わったのか・・


それは、経営者としての視点です。


師は、100年後も我が社が存続するためには、事業を、経営のステージにあげる必要があると仰っています。





その際に、経営者が変えなければならないのが、視点なのです。


会社は、4つのステージを経ながら成長発展していきます。


商店から事業へ


事業から経営へ


経営から近代経営へ


ということで、まずは、商店の視点です。


商店の経営者は、自分が好きなことをしています。


つまり、視点は、お客さまというより自分に向いています。


仮に、お客さまに向いていたとしても、お客さまの管理をしていないというか、お客さまが誰なのかが分かっていません。


なので、その日暮らしという経営になってしまうのが、商店の特徴です。


次に、事業の視点ですが、このステージでは、【お客さま】というより【顧客】に視点があります。


お客さまは、一見さんも含みますが、顧客となると、その名の通り、顧みることになりますので、その違いが出てきます。


なので、顧客満足度という言葉が出てくるのが、このステージの特徴です。


次に、経営の視点についてですが、皆さまは、どう思われますか?


このステージの視点は、【社会】になります。


社会課題と言い換えても、良いかもしれません。


ということは、顧客無視!?


いえ、そうではありません。


社会課題の中に、お客さまが存在しているのです。


事業は、顧客を意識し、経営は、社会課題を意識する。


私たち経営者は、少なくとも、このステージに視点を移動させなければなりません。


そうでないと、100年後に会社がない・・ということに、なりかねません。


では、最後の近代経営についてですが、この経営者の視点は、【時】です。


【次代】と言っても、良いと思います。


今の社会課題も、時が経つと、課題ではなくなります。


というより、次代には次代特有の、社会課題が発生します。


つまり、社会課題に視点があると、いつも、時に巻き込まれるのです。


今、トヨタが街を作っています。


それは、どこに視点があるからでしょうか?


今の社会課題を、解決するための街なのでしょうか?


それとも、次代を見据えての構想なのでしょうか?


社会(課題)をみるか。


それとも、


時をみるか。


この違いが、経営に大きな違いをもたらすのです。


だからこそ、時を学ぶ必要があります。


逆に言うと、経営というステージになると、時が必要になるということだと思います。


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.716-1


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ABOUTこの記事をかいた人

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン) 代表取締役。

「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、4年間で7,000万円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格

■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録