皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。
今日は、私が今、大阪にて学んでいることについて、シェアさせて頂きます。
まだ、しっかりと理解できていない部分もありますので、その点、ご了承を頂ければと思います。
皆さまは、色即是空、空即是色(しきそくぜくう、くうそくぜしき)という言葉をご存じでしょうか?
これは、般若心経の言葉とされていますが、今、NICE ONの全ての仕事を、この観点で見直しております。
見えるもの(色、しき)は、もともと無いものであって、全ては、見えないもの(空、くう)から生まれる。
色(しき)を追えば、すぐに行き詰まるが、空(くう)に軸を置けば、無限に生まれる。
今、企業で起きている問題・課題の本質を、ずばり表しているのではないでしょうか。
我が社の商品を売ることが目的ではなく、その商品によって、お客さまのお困りごとを解決するのが目的だったはずです。
そのお困りごと、つまり、空(くう)に軸を置くのです。
お客さまのお困りごとに着目していれば、皆さまがこれまでに得てきた経験やノウハウを生かし、新たなものを生み出せないでしょうか?
大阪の師から学んだ言葉があります。
未完成の完成が、完成である。
一瞬、何のことか、全く分かりませんでしたが、こう続けられました。
未来から見れば、今あるものは、全て未完成である。
今、このブログを書いているMacBookAirも、iPhoneXSも、乗っている車も、50年後、100年後から見れば、完成しているわけがないですよね。
きっと、よくこんなもの使っていましたね〜と言われるのがオチだと思いますが、如何でしょうか?
企業の空とは、CI(Corporate Identity)なり
この世の中は、陰と陽、男と女、空と色、潜在意識と顕在意識、右と左、表と裏のように、もともと1つのものが、2つに分かれて存在するからこそ永遠なんだそうです。
そして、どちらかというと、陰・空・潜在意識・裏のように、見えないものや目立たない側に、その本質が隠されているようです。
つまり、企業が永遠に存在するためには、空(見えないもの)を明らかにする必要があるということです。
では、企業の空、つまり、本質とは、いったい何でしょうか?
それは、CI(Corporate Identity)です。
そして、CIとは、下記の3つの要素が三位一体となって完成します。
もっと可視化すると、下記の図のようになります。
このCIを、天、人、地と組み合わせると、次のような構造になります。
100年を超える企業には、必ずCIがあり、一貫したテイストがある
不易流行ではありませんが、企業には、絶対に変えてはいけないものと、時代に応じて変えていくものがあります。
30年続く企業が1%未満というデータからすると、多くの企業が、【変えてはいけないものを変え、変えなければいけないものに拘ってしまっている】のかもしれません。
何を守り、何を変えるか。
これを明らかにするためにも、CIを見える化することは、ものすごく重要です。
また、このCIの作成を、経営者だけではなく、経営幹部、リーダーの皆さまと共に行うと、会社への愛着心が増すはずです。
このCIに軸を置き、国家社会に対して、何を実現することで貢献するのか。
これが、企業の大義であり、この世の中に存在する理由になりますよね!
2020年4月13日追記
ちなみにですが、MI・BI・VIのうち、1番難しいというか、1番肝心なのは、どれだと思われますか?
全て大切なのは、言うまでもありませんが、実は、BIが肝心です。
例えば、経営理念や経営方針などのMIをしっかりと明文化され、それを表すシンボルマーク、ホームページ、名刺などを作っておられる企業さまは多いです。
では、これらの企業が、しっかりと成果を出しているのかというと、実は、そうではありません。
なぜなら、それらに込めた想いを実現するための行動ができていなかったりするからです。
何かというと、事業計画とは関係のない行動が浸透していたり、売上をあげるために、MIには関係のない商品を売っていたり・・
つまり、可視化はできていても、それを示す行動が伴っていないのです。
結果的には、その会社らしさというか、テイストが揃いませんよね。
大阪の師曰く、100年を超える企業の多くには、ここに一貫性があるのだそうです。
そして、お客さまは、このテイストを記憶しているのだそうです。
以上、追記終わり。
弊社では、パートナー企業さまと共に、このCI製作の支援事業も行っておりますので、何なりとお問い合わせ頂けると幸いです。
今回も、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.25
[…] 先日、CI(Corporate Identity)についてブログを書かせて頂きました。 […]