自らの資質の極みを理想とする

皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。


昨日のブログでは、経営者の意思決定についての考えかを書いてみました。


昨日のブログは、こちらです。
経営者の意思決定に間違いはない・・!?


経営者も人だから、間違いな意思決定だってある。


そう考えるのか、その意思決定を正解にする。


と、考えるのか。


ここに、その経営者の覚悟というか、心にくさびを打った【必ず】という在り方を感じるのですが、如何でしょうか?


どちらが正しいか、どちらをやりたいか・・


そういう論議ではなく、そもそも経営者とは何か。


そこに、この問いの視点はあるべきですね。


それでは、今日のブログです。



自らの資質の極みを理想とする

昨日の勉強会で、ある方が、こんな質問をされました。


好奇心が旺盛で、これをやってみたい!という思いも強いのですが、いざとなると変わりたくない自分がいて、躊躇してしまいます。


どうしたら、チャレンジできる自分に変わっていけますか?


皆さまは、社員さんや仲間からこんな相談を受けたら、何と返事なさいますか?


私は、その問いに対する講師の返事に、ものすごく共感しましたので、シェアしたいと思います。


講師は、まず・・


そうやって、自分の課題というか、弱いなと思う部分を自覚できていることが素晴らしい!


そう、切り出されました。


そして、秀吉、信長、家康の話を始められました。


信長は、【鳴かぬなら、殺してしまえホトトギス】


秀吉は、【鳴かぬなら、鳴かせてみようホトトギス】


家康は、【鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス】


という、三者三様の個性だったと言われています。


ここで・・


信長の極みは、家康の個性になることでしょうか?


あるいは、家康の極みは、秀吉の個性になることでしょうか?


違いますよね。


信長は、信長。


秀吉は、秀吉。


そして、家康は、家康。


さらに言うなら、自分は、自分。


自らの個性の極みこそ、自らの極み。


それは、自らの個性の弱い部分を強みに変えることではなく、自らの個性がまさに発揮された状態になること。


如何でしょうか?


では、最初の相談に戻ります。


チャレンジできる自分になるには・・?


それは、自分の個性の極みなんでしょうか?


自分の個性が、最高に発揮された状態なんでしょうか?


それよりも・・


好奇心旺盛である自分


何でもやってみたいという自分


こういった個性が、いかに発揮できるか・・


に注力する方が、まさに、自分の個性が発揮された状態ですよね。


つまり・・


自らの個性が、最高に発揮された【極み】の状態をイメージすること。


これが、大切ですよね。


ぜひ、想像してみてください。


自らの個性の極み。


それは、どんな自分でしょうか?


どういう状態でしょうか?


その自分こそ、相対的に、他者との比較で評価された自分ではなく、


絶対的な自己、【我れは我れ】という自分です。


その自分の追求。


そこに、人生の道があるのではないでしょうか。


なぜなら、向日葵は、薔薇になるために生まれてきてはいませんよね。


向日葵は、向日葵として最高になるための道を探り・・





薔薇は、薔薇として最高になるための道を探る。


これが、自然の摂理です。


だからこそ、自分は【何のために】生まれてきているのか。


その自分に出会うことから、始めなければいけません。


まさに、【自分ってだぁれ?】という問いの答え・・


ある意味、究極の問いですね。


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。


ブログ筋トレVol.649-1


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ABOUTこの記事をかいた人

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン) 代表取締役。

「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、4年間で7,000万円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格

■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録