皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。
昨日は、第7期博多示道塾の第3講でした。
10名という少人数での学びですが、今回もまた、13時から19時まで、とても濃密な時間を過ごすことが出来ました。
インプットしたら、即、アウトプットということで、今日は、第3講での学びをしっかりと振り返りたいと思います。
第2講での学びも、このNICE ON公式ブログにてご紹介させて頂いておりますので、宜しければご覧下さいませ。
情報化社会から電脳化社会へ!これからの組織に求められるものは何か?博多示道塾での学び
この記事の内容
【考え方】と【考え】の違いとは何か?
第3講は、【考え方×熱意×能力】を軸として、その【思考の健全性と善と問題解決】について深掘りしていきました。
まずは、【考え方と考え】の違いについて、参画者で対話しました。
【考え方】とは何でしょうか?
そして、【考え】とは何でしょうか?
人から発せられる言葉や、人の行動、あるいは意思決定は、人の【考え】を見える化したものです。
つまり、その人の【考え方】が元になって生み出されるものが【考え】ということです。
なので、そもそも【考え方】が違う人たちに、自らの【考え】を押しつけても、反発しか起こりません。
そして、現実に目を向けてみると、この【考え】と【考え】をぶつけ合い、おかしな事になっていることが、ものすごく多いですよね。
まずは、前提となる【考え方】について確認しないと、問題対処が続くだけで、問題解決には至りません。
考え方から生まれる考えは、沢山あっての良いのですから。
皆さまの会社(組織・チーム)は、楽観主義の人が何割くらいを占めていますか?
【社員がイキイキと働くような、働きがいのある会社を追求する】という【考え方】から生み出された【考えの1つ】が、【人財概況から考える組織の士氣向上】というワークシートです。
このワークシートでは、縦軸に【主体的・依存的】をとり、横軸に【個人志向・チーム志向】をとります。
そして、主体的かつチーム志向を【楽観主義】、主体的かつ個人志向を【悲観主義】、依存的かつチーム志向を【楽天家】、依存的かつ個人志向を【厭世家】に分類します。
ここで、【楽観主義】とは、現実を未来志向で捉え、為すべきことを構想して前進するタイプのことを言いますが、皆さまの会社(組織・チーム)では、何割くらいを占めていますでしょうか?
あるいは、皆さまご自身は、どのタイプに属しますでしょうか?
もし皆さまが、働きがいのある会社を追求しているのであれば、楽観主義の人を増やしていく必要がありますね。
では、悲観主義、楽天家、厭世家の人たちを、楽観主義にするにはどうしたら良いでしょうか?
これらは、あくまで【考え】なので、なぜ【悲観主義】になっているのか?その【考え方】に興味関心を持たないことには、何も始まりませんよね。
考えを否定し、新たな考えを押しつけても、反発しか起きないというのは、前述したとおりです。
能力や熱意の原点にあるX染色体とY染色体
塾頭である大原さんからの学びは、多岐に渡ります。
皆さまは、【女性天皇】と【女系天皇】の違いを説明出来ますでしょうか?
偉そうに質問しましたが、私自身、昨日初めて理解したのですがw
大原さんは、私たちに、X染色体とY染色体、そして、サザエさんを通して解説して下さいました。
磯野家が天皇家だとすると、もし、磯野波平天皇がお亡くなりになると、磯野カツオが天皇に即位することになります。
しかし、もし、磯野カツオが居なかったとしたら、どうなるでしょうか?
その場合は、フグ田サザエが【女性天皇】として即位するか、磯野家のY染色体を受け継いでいる男子(Y染色体を持つのは男子のみ)に即位させるかもしれません。
仮に、フグ田サザエが【女性天皇】になった場合は、フグ田タラオ(タラちゃん)が【女系天皇】として、次の天皇を担うことになります。
ここで大事なのは、タラちゃんは、磯野家のY染色体を受け継ぐ遺伝子をもっていませんので、磯野家からフグ田家へと、その血統が移ってしまうということです。
日本の天皇制は、そのY染色体をずっと受け継ぎながら、今上天皇が126代目なのです。
その事実を知った上で、【女性天皇】や【女系天皇】についてどう思うか?を問わないと、議論がおかしくなってしまいますよね。
私自身に置き換えるならば、私のY染色体は、どのように受け継がれてきたのかを知ることが、能力や熱意がどこから湧き上がってくるのかを知る手がかりになるということです。
大原さんの家系図を見せて頂き、大原さんの強さみたいなものを感じたのは、そういう理由だったんだなと、改めて気付かせて頂きました。
2対6対2ではなく、2.4対7対0.6の時代
組織について語られるとき、2対6対2という話をよく聞いていました。
2割は熱意があり、6割はほどほど、2割は冷めている。
そういう組織のことを表した数字でしたが、今は、その数字がもっと極端になっているということでした。
それが、2.4対7対0.6です。
6%しか、熱意のある社員は居ないのが現状だそうです。
皆さまは、この数字をどう思われますか?
もし、皆さまの会社がこういう状態であれば、どうなさいますか?
熱意があるのも、ほどほどなのも、熱意がないのも、それは行動なので【考え】ですよね。
つまり、どういう【考え方】から、その【考え】が生み出されたのかを知ることから始めないと、全ては対処になってしまいます。
そして、考え方は、押しつけるものではありません。
健全な考え方というのは、持たせてあげるものだと、大原さんは仰いました。
さらに、「健全とは、繁栄と永続。日本という國が滅びること無く、脈々と受け継いできている【考え方】は、語っていかなければならない。あるいは、仕事を通じて、示していかなければならない」と加えられました。
2.4対7対0.6になったのは、時代背景によるものではなく、私たちリーダーが、熱意ある働き方を語るわけでも無く、示しているわけでも無いことに、その理由があると感じました。
魂から湧き上がる意志。
その意志によって生まれる熱意。
この熱意は、逆境になればなるほど熱く燃え上がりますよね。
私がやらないで、誰がやる。
私が為す。
顔を上げましょう。
キッカケは、私たちのすぐそばにあるはずですから。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.186
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