皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。
昨日のブログでは、長期的ビジョンの重要性について考えてみました。
昨日のブログは、こちらです。
長期的ビジョンの共有がなければ、【今】の見方は人それぞれ・・
人は、それぞれ違うものです。
違いがあって当然です。
しかし、だからといって、個々の価値観をぶつけ合っても、何も解決には至りません。
私たちは、どこを目指しているのか?
どんな理想を抱いているのか?
その共有があって、初めて、個々の価値観が生かし合えるのではないでしょうか。
それでは、今日のブログです。
想うことから始めなはれ
私は、京セラの創業者である稲盛和夫氏の本をよく読みます。
その本の中に、松下電器の創業者である松下幸之助翁とのエピソードが紹介されていました。
松下幸之助翁の講話が終わり、参加者から次のような質問があったそうです。
どうしたら、松下幸之助翁が仰るような経営が出来るのでしょうか?
きっと、質問された方は、その方法論を聞きたかったのだと思います。
しかし、松下幸之助翁の返答は、【まずは、想うことから始めなはれ】だったそうです。
全員の頭に、クエスチョンマークが浮かぶ中、たった一人だけが、【そうか、まずは、想うことか!】となりました。
その人物こそ、稲盛和夫氏だったというエピソードです。
きっと、ご存じの方も多いのではないかと思います。
ただ、このエピソードは知っていたとしても、【想う】ということについては如何でしょうか?
【想う】とは何か?
【想う】とは、いったい何でしょうか?
私は、大阪の師から、こう言われたことがあります。
秀樹さん、想ってない。
全然、想ってない。
もっと強く想いなさい。
何を言われているのか理解できずに、キョトンとしている私に対して、師は、こう続けられました。
【想う】とは、【願いを引き寄せる力】のこと。
だから、寝ても覚めても、覚めても寝ても、想い続けなさい。
身体は休む必要があるが、想うことを休ませてならん。
何を【想う】か?
ただ、想うものがないと、想えませんよね。
なので、私たちは、想うものを決めなければなりません。
それは、理想を描き、その未来を実現するという決断です。
もうお気づきだと思いますが、この決断がないと想えないのです。
もし、〇○が出来るようになったら・・
もし、〇○の時期が来たら・・
そう考えているうちは想っていませんので、その状況がなかなか実現しないのです。
だからこそ、松下幸之助翁は、まずは想うこと、つまり、まずは未来を決めよ!と仰ったのではないでしょうか。
有り難いことに、この手本を示して下さっている方がいます。
それは、酒商菅原の土師正記さんです。
私に、マネジメントゲームを勧めて下さったのも土師さんです。
土師さんが、ご自身のことをFacebookに投稿されていましたので、その言葉を紹介させて頂きます。
『創業する時』、「Amazonとセブンイレブンがライバルです」と言って笑われ、
『ミッション』、「飲みにケーションで、世と人のために和酒を世界に熱く語る」と言って呆れられ、
『ビジョン』、「KOJI WHISKYで、世界のスピリッツの市場を獲る」と言って相手にされなくなった。
時間が過ぎて、約2年半。
KOJI WHISYが世界でザワツき出した
如何でしょうか?
これが、【想う】ということではないでしょうか?
様々なことがあって、58歳で独立された土師さん。
私にとって、本当に有り難い存在です。
福岡天神にショップがありますので、皆さまも、ぜひ、足を運んでみて下さいね。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.331
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