皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。
令和元年のゴールデンウィークが終わり、今日から始動させて頂きます。
まずは、日帰りでの大阪出張からスタートです。
人間性を高める
今年の4月から高校生になり、甲子園を目指して野球部に入部した息子。
ハードな練習に、早速身体が悲鳴をあげて、両腿裏の肉離れを患い、選手のサポートに回っておりましたが、一昨日から、ようやく練習に復帰しました。
そして昨日は、息子が通う高校の新入部員歓迎会でした。
8年ほど前は、部員が揃わずに、秋の大会や春の大会は辞退することもあったそうですが、今年は、マネージャー1名を含む計27名が入部し、高校の先輩である監督も、感慨深げでした。
これから新入部員の紹介を始めます。
歓迎会が始まって、1時間ほど経ってから、新入部員が壇上に上がり、整列し始めました。
真っ黒に日焼けした精悍な顔つき。
引き締まった身体。
明らかに、中学野球とは違う凛とした雰囲気に、見てる親たちの方に、なぜか緊張感が走りました。
そして、選手それぞれが、高校野球に対する意気込みをスピーチし始めました。
人間力野球を掲げる野球部だけあって、選手の口からは、【甲子園を目指す】と共に【人間性を高める】という言葉が頻繁に出てきました。
息子は、
・当たり前のことを当たり前にできる選手になること
・練習を通して精神力を高めること
というスピーチをしました。
野球部にお世話になるようになって、挨拶と話し方に関しては、早速変化が見て取れて、成長を感じているのですが、やっぱり息子の番になると心配してしまいました・・。
言葉を大切に使う
私は、日本示道塾の塾頭である大原光秦さんから学ばせて頂くようになってから、随分と言葉に意識がいくようになりました。
※大原さんに関しましては、こちらのブログにて紹介させて頂きました。
博多示道塾【第七期】は令和元年8月に開塾致します
そして、言葉を大切に使うようになりました。
習慣とクセ
幸福と満足
理想と期待
學習と研修
これらが、似て非なるものだということに、気付かせて頂きました。
だから、新入部員の言葉を聞きながら、思ったわけです。
人間性を高めるとは、何のことを言ってるのだろう?
そもそも人間性とは、具体的に何を言うのだろう?
そういうところまで意識して使っているなら、日頃の練習の量や質が、ただ単に野球をやっている高校とは全く違うだろうなと思いました。
何も、高校生だから言ってるのではなく、企業にも同じことが言えますよね。
経営理念に掲げてある言葉の意味、つまり【語彙】が揃っているかどうかで、行動に一体感が出るかどうかが、実は決まっているのです。
そして、語彙が揃っている企業は、言葉を大切に使うという共通点があるのです。
だから、今のうちから、自らの口から出る【言葉】を、意識的に使って欲しいなと思っています。
真剣がゆえに、言葉が身体に残っている
私が鳥栖高校の野球部を卒部して、もう26、7年経ちますが、練習後に毎日唱和した言葉は、まだ身体に残っています。
もう一息
もう一息
もう一息というところで
くたばっては何もならない
もう一息
それをもう一息
それに打ち克ってもう一息
もうダメだ
それをもう一息
勝利は大変だ
だからもう一息
真剣に甲子園を目指し、真剣に練習に取り組み、終了後には、全力でこの言葉を唱和する。
苦しかったことや、楽しかったこと、みんなで分かち合った思い出が詰まっていますので、私の礎になっているのは間違いありません。
つまり、毎日、毎日真剣に繰り返したことは、身体に染みこんでおり、忘れたようでも残っているんですよね。
何が身体に残るのか。
子供たちにとって、【今】がどれほど重要か、私の体験からしても言えるのではないかと思います。
視点・視野・視座の違い
新入部員の言葉が、まだまだ個人的なことに終始しているのに対し、キャプテンの最後の挨拶の言葉は、見ている景色が随分と違うのだなと感じずにはいられませんでした。
息子たちも、2年後にはこうなっているのだろうか・・
視点は柔軟に、視野は広く、視座は高く。
学校での姿勢、野球の練習などを通して、人としての【在り方】を高めて欲しいと思いますし、親として、そのような関わりをしていきます。
20年後は、この子たち世代が、日本の主役です。
時代の変化のスピードを考えると、もっと早く主役になる必要があるかもしれません。
その時のためにも、今この時を大切に、積み重ねてほしいなと願うばかりです。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.30
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