知らないと怖い適応値の差 〜知らず知らずのうちにダメージを与えているとしたら・・〜

皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。


昨日のブログでは、日本経営合理化協会さまの書籍のご紹介をさせて頂きました。


昨日のブログは、こちらです。
こんな時こそ徹底的に学びます! 〜日本経営合理化協会 編:事業発展計画書の作り方〜


今回、勉強させて頂くのは、【事業発展計画書の作り方】ですが、バイブルである【野望と先見の社長学】を含め、20冊以上は購入させて頂きました。


つまり、その総額は20万円以上・・


金額だけを見れば、すごく高い買い物ですが、その価値から見れば、十二分に元は取れています。


と同時に、1冊の本を、1万円以上で売るというビジネスモデルも、大いに参考になりました。


本は、千円じゃなきゃ売れない。


そんな決まりは、どこにもありませんよね。


いかに、自分が自分の可能性を閉じてしまっているかと、気付かせて頂きました。


もっともっと、柔軟でありたいですね。


それでは、今日のブログです。



部下と、どうしても合わないというご相談

ずいぶん前のことになりますが、ある方から、【部下とどうしても合わない】というご相談がありました。


私は、相談者のことは知っていましたが、部下のことを全く知りませんでしたので、誕生日を教えて頂きました。


なぜ、誕生日?


もちろん、STR(素質適応理論)を使って、全く知らない相手のことを見立てるためです。


相談者をAさん、部下の方をBさんとすると、次のようなスコアが出てきました。


Aさん





Bさん




さて、ここからです。


二人ともに【山】という漢字がありますので、二人は【親友】の相性です。


そして、二人ともに、最初から2つめの記号が□(しかく)なので、【□タイプ】になります。
*□2と□3の違いはありますが・・・


なのに、この部下とは、どうしても合わない・・?


私は、この相談者が言っている【どうしても合わない】という言葉に着目しました。



この人と長く居ると疲れてしまう・・

そこで、Aさんに質問しました。


どうしても合わないって、具体的にはどういうことですか?


伝えたいことはサッと理解してくれるし、言わなくても察してくれたりもします。


仕事は出来るし、しかも早いです。


そういう能力は申し分ないんですが、【一緒にいると疲れちゃう】んです・・


という返事をして下さいました。


つまり・・


どうしても合わない=疲れちゃう


という図式です。



STRで数値化される適応値の怖さ

そりゃ、そうですよ!!


と言いたい気持ちをグッと堪えて、相談者に【適応値】についてのお話をさせて頂きました。


先ほどのスコアで言うと、相談者が【D12】で、部下が【P45】の部分です。


これが、適応値を表しています。


そして、Dとは、【デリケート】のD。Pとは、【パワフル】のPです。


例えば、相談者が、生まれながらにして持っているエネルギー値が【おちょこ】だとすると、部下が持っているエネルギー値は【たる】なのです。


相談者が、部下に何かを言うと、自分の存在そのものが消されるくらいの量が返ってくるイメージです。


1つ言うと、10が返ってくる。


そして、部下は、それが当たり前だと思っています。


ニコニコしながら、ボッコボコ。





それは、疲れてしまいますよね。


スコアが25くらいまでの差なら、何とか大丈夫だとは思いますが、30以上離れてしまうと要注意です。


今回のご相談の場合は、57の差がありますし、部下が頑張れば頑張るほど、上司は疲れ果ててしまいます。


しかも、部下が□3ですから、ハードワークが得意・・


さらに、適応値は見えませんから、なかなか気がつきません。


如何でしょうか?


皆さまにも、経験がないでしょうか?


仲が悪いわけではないのに、1日一緒に居ると、どっと疲れちゃう・・


それは、もしかすると、適応値のせいかもしれませんよ。


STRは、こういう使い方もできますので、良い組織を作るためにも、ぜひ、学んでみてくださいね。


その情報は、こちらです。
STRコミュニケーション協会


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


ブログ筋トレVol.359

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ABOUTこの記事をかいた人

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン) 代表取締役。

「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、4年間で7,000万円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格

■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録