皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。
昨日は、大好きなお二人と、ゆっくりとタイ料理を頂きました。
大人数でワイワイやるのも良いですが、少人数で深い話をするというのも良いですよね。
大好きなお二人とでしたので、なおさら素敵な時間になりました。
4年目のゴールはどこか?
毎年毎年、その年のゴールを決め、そのゴールを共有してから研修を組み立てていきます。
そのゴールは、もちろん私が決めるものではなく、社員さんに決めて頂きます。
現場で取り組むのは、私ではなく社員さんですから、取り組む価値のあるゴール設定が重要になります。
そのために、今がどういう状態なのかを改めて共有するために、業務フロー図の作成をして頂きました。
ポイントは、全員で作るのではなく、何チームかに分けて、取り組んで頂くことです。
同じ仕事をしているわけですから、同じような業務フロー図になるはずですが、どういうわけか、同じようになることはほとんどありません。
業務フロー図を作る観点が、異なっているのでしょうね。
本当に不思議です。
しかし、同じ仕事なのに、業務フロー図が違うということが、改善においてはすごく重要なのです。
それは、業務フロー図の発表会にて、明らかになります。
3チームのプレゼンにより、会社の課題を見つけ出す
3チームの発表を聞いていると、どのように観点が違うのか、その理由が明らかになります。
そして、観点が違うのに、共通しているものがあることが分かってきます。
それが課題であり、ボトルネックになると思われるのですが、当たり前すぎて、なかなか見えてこないようでした。
ここで大事なのが、【何を問うか】です。
どんな質問を投げかければ、そこに視点が行くのか?
すごく考えなければなりません。
後ろから見ているこの瞬間に、頭をフル稼働させているわけです。
そして、質問を通して、徐々に課題を明らかにしていきます。
過去からの延長線上ではなく、理想工場を思い描く
課題が明らかになったら、次は、その課題がクリアされた、全く新しい【理想的な工場】を思い描いて頂きます。
ただ、ビジョン、理想、目標を立てる時に、過去からの延長線上で考えてしまうと、どうしても、できないことが先に浮かんでしまいます。
今はできないかもしれないけれど、未来もできないままかどうかは、誰にも分かりません。
それにもかかわらず、過去からの今が気になり、今の自分でも出来そうなことを、ビジョン、理想、目標としてしまうのです。
そんなビジョンに、誰の心が湧き上がるのでしょうか?
誰が、共感してくれるのでしょうか?
そもそも、ビジョンを作った本人にさえ、エネルギーの源泉になっているとは思えません。
何年かしたら、ロボットが製造してくれます。
考えなくていい仕事は、ロボットが24時間、文句1つ言わずにやってくれます。
だからこそ、何を理想とする工場を作るのか?
社会に対して、どんなイノベーションを起こすのか?
イメージができるまで、想い続けなければなりません。
なぜなら、イメージできたことは、成る。
今できるかどうかなんて、未来には何の影響もありません。
優れた企業は、優れたビジョンを持っているものです。
そして、そのビジョンを基に作成した経営計画は、社員さんの心に革命をもたらし、会社に奇跡をもたらすと思うのです。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。
今後とも、宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.111
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