第7期博多示道塾が始まりました。第1講で出てきた言葉【修理固成】。私たち日本人のDNAに刻まれているものは何か、深く考えさせられました。

皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。


待ちに待った示道塾が、今年も始まりました。


今年で7年目を迎えますが、一切【慣れる】ことはなく、毎月毎月が真剣勝負です。


なぜなら、塾頭である大原さんの講義の中にも、【戦う】という言葉が出てきますし、示道塾で取り扱っているのは、【戦う気概のある経営】だからです。


ただし、【何と】戦うのか。


そして、その【根底にあるもの】は何なのか。


それがズレていては、元も子もありません。


なので、大原さんは、元々日本という國が大切にしてきたことを明らかにしながら、私たちに考え方についての【示唆】を与えて下さっているのです。


だから、私は【戦う経営】をします。


良い意味で【諦めの悪い大人】になります。


出来るかどうかは分かりませんが、諦めずに続けていたら、必ず変わるはずですから。



修理固成という言葉をご存じでしょうか?

私は、日本の歴史を勉強したいという想いをことあるごとに言っていましたので、ある日、共に学ばせて頂いてる経営者仲間から、【目からウロコの日本の歴史】というYouTubeの番組を紹介して頂きました。


皆さま、この番組をご存じでしょうか?


この番組が無料で観られるのか!と思うくらい、これがめちゃくちゃ面白いんです!


そして、めちゃくちゃ深く学べます。


1回10分くらいということもありますし、お風呂に入りながら見ていることが多く、日課になってしまいました。


この番組で、日本の歴史を解説して下さるのが、【小名木善行(おなぎぜんこう)】先生です。


なぜ、小名木先生のお話をしているかというと、示道塾の第1講にて、大原さんが【修理固成】という言葉を何回も使われました。


そして、この言葉は、 日本を作った伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと) まで遡ると言われましたので、小名木先生が何か書かれていないかなと思った次第です。


小名木先生のハンドルネームは、ねずさんなのですが、案の定、そのねずさんのブログに、【修理固成】の説明がありました。




ものすごく学びになりますので、ぜひ、記事の全文を読んでみて下さいね。


ここでは、示道塾にて、大原さんがこの言葉を紹介された意図を考えてみたいと思います。


まずは、ねずさんのブログから、この言葉の意味を引用させて頂きます。


以下、引用開始
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支那や韓国など、日本の法隆寺五重塔よりも、自国の仏舎利塔建築物の方が歴史が古いなどとのたまうけれど、その証拠となる建築物は現存しません。紙にあったと書かれているだけです。
なぜ無くなったか。戦乱で、自分たちで燃やしてしまったのです。だから、無い。


そして、ここからが大事なところですが、彼らの塔建築と、日本の五重塔建築では、その構造がまるで違うのです。
支那や韓国の塔建築は、ただマッチ箱を積み重ねただけの構造です。
単に箱を積み重ねただけだから、強度もない。いわゆる耐震耐火構造にはなっていない。


ところが日本の五重塔建築は、木造軸組で、釘さえ使わない。
地震が来ても倒れず、火災が起こっても庇(ひさし)に仕込んである土が落下して、自動消火できる仕組みになっています。
さらにいうと、東京スカイツリーの建築様式・免震技術は、実はこの法隆寺五重塔の建築技法の応用です。


それだけの技術を、日本は古くから養っていたのです。
そして技術というものは、何百年、何千年という単位で蓄積されて育成される。
だからこそ、日本だけが種子島(鉄砲)が渡来したときに、あっという間に、その種子島を国内生産し、普及させてしまったのです。
技術大国日本は、ダテじゃないのです。


そしてそのことを、修理固成(つくりかためなせ)の神話は、私たちにこれを国のはじまり、国土のはじまりとして大切にせよと教えてくれている。
——————————————————
以上、引用終了


如何でしたでしょうか?


どんなことが伝わりましたでしょうか?


なぜ、私たち日本民族は、2000年以上滅びることなく続いているのでしょうか?


なぜ、偽物が流行らず、本物を見極められるのでしょうか?


それは、【つくりかためなしてきた】民族だからではないでしょうか。


大切なことを大切にすることを、最も大切にしてきたからではないでしょうか。


それが、日本という國の本来の姿ではないでしょうか。


そして、【つくりかためなしてきた】私たち日本人の気質に合った経営とは、いったいどんな経営でしょうか?


そんなことを深く深く考えた、第7期博多示道塾の第1講でした。


今回は、お一人、見学に来て下さいました。


第2講は、9月9日の13時からです。


ぜひ、ご興味がある方は、お知らせ下さいませ!


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


ブログ筋トレVol.134

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    ABOUTこの記事をかいた人

    四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
    NICE ON株式会社(ナイスオン) 代表取締役。

    「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、4年間で7,000万円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

    MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

    【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

    1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

    保有資格

    ■西研公認MGインストラクター
    ■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
    ■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
    ■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録