売上高経常利益率が良いとか悪いとか・・・経常利益÷売上高は、何を表しているのか?

皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。

昨日は、九州シーガルクラブの忘年会でした。

このシーガルクラブの名称の由来は、【かもめのジョナサン】という本から来ています。



その本の中で、1羽のかもめが、【より高く、より遠く】を目指し、突き進んでいきます。

このかもめのように、【より高く、より遠く】に、主体的に行動していこうと集まっているのが、シーガルクラブです。

なので、【シーガルの仲間】として、どう言葉がけをするのか、どう振る舞うのかを、すごく大切にしています。

私は、切磋琢磨しながら、みんなでいい会社を創っていこうとする、九州シーガルの皆さまが、本当に大好きです。

そんな皆さまとの忘年会ですから・・

昨夜も、最高の時間を過ごすことができました。

ご一緒して下さった皆さま、本当にありがとうございました。

売上高経常利益率が高いとか低いとか・・ではなく、経営の何に使えるのか?

決算書を分析する類いの本を読んでいると、必ずと言って良いほど、【売上高経常利益率】の話が出てきます。

今期の売上高が、1億円でした。

そして、経常利益が2千万円でした。

【売上高経常利益率=経常利益÷売上高】で求められますから、

【2千万円÷1億円=20%】が、売上高経常利益率になります。

私は、税理士事務所に13年間勤務していましたので、この数字をお客様に報告していました。

前年より3%減りましたね・・

前年より5%増えましたね・・

業界平均より、2%低いですね・・

来期は、13%を目指しましょう・・

何か、分かってるふうに聞こえるでしょ?

でも・・

【で?】と思われませんか?

そして、【で?】のあとには、【何をしたらそうなるの?】という言葉が隠れていませんか?



【投資家】の皆さまにとりましては、投資する判断基準の1つとして、売上高経常利益率は参考になるのかもしれません。

しかし、【経営者】にとっては、それが高いとか低いとかではなく、売上高経常利益率は、経営にどう使えるのか?ということの方が重要ですよね。

売上高が1億円の例に、話を戻します。

社長、売上高経常利益率が20%になりました!

他の会社で、20%もいってる企業は、ほとんどありませんよ。

凄いですね!

と、私がお伝えしても、経営者のお役に立つことは出来ません。

なぜなら、【次の行動】に繋がらないからです。

つまり、【意思決定のための数字】になっていないのです。

このように、〇〇率というのは、具体的な行動に繋がらない場合が多いですし、仮に繋がったとしても、間違った意思決定をしてしまう危険が伴っています。

では、【行動に繋げられる数字】、あるいは、【儲かる会計】とは、いったいどんなものなのか、明日から、ブログにて書いていきたいと思います。

売上高経常利益率につきましても、もっと深掘りして、お伝え致しますね。

今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

今後とも、どうぞ宜しくお願いします。

ブログ筋トレVol.238

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ABOUTこの記事をかいた人

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン) 代表取締役。

「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、4年間で7,000万円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格

■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録