NICE ON【2020年3月期】の決算がほぼほぼ終わりました! 〜経理は、過去を入力するのが仕事ではない〜

皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。


昨日のブログでは、所有する時代から、シェアの時代への移り変わりについて書かせて頂きました。


昨日のブログは、こちらです。
所有するという意識ではなく、分かち合うという意識によって道は開ける


不安であれば、当然、所有したくなりますよね。


でも、そんなときこそ、助け合う。


分かち合う。


しかも、日本という国は、ここに活路を見出してきました。


先人がそうなさったように、私たちも、シェアの精神で道を開きましょう。


与えるものは栄え、求めるものは滅びる。


肝に銘じたい言葉です。


それでは、今日のブログです。



NICE ON【2020年3月期】の決算が、ほぼほぼ終わりました!

今日は、3月26日です。


弊社NICE ONは、3月決算の企業ですので、今月末日をもって第9期が終わります。


さて、今期の結果は・・?


早い企業であれば、4月に入ってすぐに、速報が出るでしょう。


遅い企業であれば、5月中旬頃にになって、やっと結果が出るのかもしれません。


もちろん、業種によって左右されるということは理解しています。


ただ、今日のブログでお伝えしたいことは、経理処理についての【考え方】です。


NICE ONのお志事は、研修事業やコンサル事業ということもあり、基本的には、月末を待たずとも、売上を確定させることができます。


ポイントは、分かっているものについては、何ヶ月先だろうが、先に【経理処理を終わらせる】ということです。


NICE ONは、この考え方で経理処理を行っていますので、今期の決算は、ほぼほぼ終わってしまいました。


今期も増収増益でしたので、経営者として、数字的な成果は出せたかなとは思います。


しかし、新型コロナウイルスの影響をモロに受けており、3月だけを見れば、売上は、前年対比50%ダウンです…


4月や5月も、きっと同じようになるでしょう。


さて、ここからです。


皆さまならば、どうなさいますか?



経理は、過去を入力するのが仕事ではない

私はまず、4月から始まる来期の売上を入力しました。


そして、確定している支払いもまた、全て入力しました。


すると、今のままの状況が続いたとして、どこがデッドラインなのかを掴むことができますよね。


そして、掴みさえすれば、具体的な行動に移れますよね。


経理の仕事は、過去のことや終わったことの処理ではありません。


それも仕事の1つですが、最も大切な志事は、警戒情報を発信することです。





社長、このままでは、3ヶ月後が危ないです!と伝えなければなりません。


また、社員さんにも必要な情報を発信して、新たな行動を促さなければなりません。


今、会計ソフトが進化して、ものすごく簡単に経理ができるようになりましたよね。


仕訳を知らなくても、勝手に処理をしてくれます。


ただ、それと同時に、警戒情報が発信できなくなったとしたら、皆さまの会社が危なくなるのではないでしょうか?


分かった時には手遅れ…


そうならないようにするためには、経理の自動化の前に、経営者自身が、【経理とは何か】を知る必要があると思います。


分かっているから、省けるものと省けないものが判別できますよね。


今のままの経営状況で良いのか?


何を見たら、それを見極められるのでしょうか?


経理が必要な理由は、そこにあると思います。


簡素化の前に、ぜひ、経理の仕事について、今一度ご検討なさることをお勧め致します。


今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。


今後とも、どうぞ宜しくお願いします。


ブログ筋トレVol.354

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ABOUTこの記事をかいた人

四ケ所 秀樹(しかしょ・ひでき)
NICE ON株式会社(ナイスオン) 代表取締役。

「粗利最大化」と「粗利最速化」を信条に、1年後の利益幅を最大97.5倍にした他、直近では、300万円の利益だった企業の教育を担い、4年間で7,000万円の利益にまで引き上げた実績を持つ。

MG開発者の(株)西研究所西順一郎氏、そして、(株)ソフトパワー研究所清水信博氏に師事し、企業の健康を司る【氣(社風)・血(お金)・水(業務フロー)】に関する社内研修を展開している。

【これから100年を志す企業を、絶対に守り切る土台づくり】を使命とし、赤字スパイラルから黒字スパイラルへの思考のシフト、全体最適思考の経営を指導している。

1974年佐賀生まれ。関西学院大学法学部卒。

保有資格

■西研公認MGインストラクター
■SP研公認最上級TOCインストラクター(日本第1号資格取得者)
■STR認定コミュニケーションマスター(世界第1号資格取得者)
■TOC‐ICO国際認定 思考プロセスジョナ登録