皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。
昨日のブログでは、野球を続けてくれた息子への想いを綴らせて頂きました。
昨日のブログは、こちらです。
息子が高校野球を辞めた日 〜お世話になった皆さまからの言葉に涙が止まらず・・〜
日記のような内容でしたが、すごく多くの方に見て頂き、すごく穏やかな気持ちになりました。
息子は、早速、塾の体験に行ったり、前を向いて歩き始めました。
親父も【息子の野球】ブルーから抜け出し、彼の次なる展開を応援します!
それでは、今日のブログです。
知っておきたいPMB理論
対処しても対処しても、問題って次から次に起きてしまいますよね。
会社や組織では、特に【人】の問題でしょうか。
最終的に、問題は【人】につきると仰る方もいらっしゃいますよね。
このブログを読んで下さってる皆さまの中には、今日もまた、問題に向き合わないといけない方もいらっしゃるのかもしれません。
そんなときは、まずは、一歩引いて立ち止まって見て下さい。
【正しい】という字は、一を引いて、止まるとなっていますよね。
つまり、それが正しい姿勢ということです。
では、一歩引いて立ち止まって何をするのか。
そこで使うのが、PMBです。
Pとは、Policy。考え方、思想、理念といったものです。
次に、Mとは、Measurement。評価のことです。
最後に、Bとは、Behavior。行動のことです。
問題が起きるメカニズム
では、それぞれの頭文字をとったPMB理論を説明させて頂きますね。
今、まさに何かの問題が起きているとします。
このときの姿勢は、一歩引いて立ち止まる!でした。
問題は、行動からしか発生しない。
そうです。
まずは、その問題を引き起こしてしまっている行動に着目するのです。
なぜ、行動に着目するのでしょうか。
問題に対処しても対処しても、その問題が消えないのは、問題を引き起こしている【行動】に着目できていないからに他なりません。
如何でしょうか?
問題とは、目に見えていますから、対処しやすいんですよね。
ここが、落とし穴です。
では、次に、行動って何から生まれるのでしょうか?
特に、会社や組織において、その行動が生まれる原因って何でしょうか?
それが、評価です。
その行動は、評価が原因で起きている。
つまり、評価の方法が間違っていたら、いくら行動に着目できたとしても、その行動を止めることはできません。
逆に言えば、正しい評価をすれば、そこからは正しい行動が生まれます。
では、最後に、評価は、何から生まれるのでしょうか?
もう、お分かりですね。
評価を生み出すのは、考え方や理念・思想です。
部分最適思考の考え方からは、部分最適思考の評価と行動しか生まれません。
結果、部分最適という問題が消えません。
常にPolicy・考え方を問う
目に見えて問題が起きていると、自動反応してしまいますよね。
そして、その問題に対処できる人が、だんだんと昇進していくのですが、元来、そういう人は、お客さまの問題を解決できる人です。
つまり、もっともお客さまの問題を解決できる人が、会社の問題に忙殺されてしまう構図が、売上を落としていくのです。
問題への自動反応を止めてみましょう。
パーン、パーン、パーンと対処するのを止めてみましょう。
問題を引き起こしている行動は?
その行動を引き起こしてしまう評価は?
その評価は、どんな考え方から生まれている?
常に、Policy・考え方を問うて下さい。
TOCを提唱された、故エリヤフ・ゴールドラット氏は、こう仰いました。
見えている問題のほとんどは、現象に過ぎない。
たった1つや2つの問題が、その現象を引き起こしている。
如何でしょうか?
その問題もまた、【Policy・考え方】から生まれているのであれば・・・
問題が山積みで、何から手を付けて良いか分からなかった暗闇に、光りが差してきませんか?
ぜひ、一歩引いて立ち止まり、PMBで考えてみて下さいね。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.319
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