皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。
昨日のブログでは、【合わせる】と【応じる】の違いについて書いてみました。
昨日のブログは、こちらです。
合わせれば合わせるほど消えるもの
よく、周りの人に合わせすぎて、自分が無くなり、疲れている方って見かけますよね。
私自身がそうでしたので、その気持ちは痛いほど分かります。
嫌われるのが怖くて、どう接して良いか分からない・・
だから、合わせるしかないという場合もありますよね。
でも、本当の自分を生きるには、【応じる】ことが大切だと気付きました。
誰に対しても、いつでも同じ自分自身で応じていく。
私もまだまだですが、いつかは、この境地に辿り着きたいと思っています。
それでは、今日のブログです。
求められる結果には、時間的な違いがある
経営者であれ、社員さんであれ、仕事に結果は付きものです。
なので、どうしても、結果を出せる人と出せない人に分かれてしまいます。
ただ、色んな会社さまに関わるようになって、結果を出せるか出せないか・・・の前に、結果の考え方が、共有できていないケースをよく見かけました。
それは、評価する側、評価される側の両方に言えることでした。
私たちのお仕事は、その内容も様々なので、容易に結果が出るものもあれば、なかなか結果が出ないものもあります。
また、それだけでは、ありません。
難しいけど早く結果が出るものもあれば、容易だけど結果が出るまでに時間がかかるものもあります。
では、今まさに、皆さまが取り組まれているお仕事は、どんなタイプのものでしょうか。
簡単ですか?
難しいですか?
早く終わるものですか?
時間がかかるものですか?
つまり、縦軸を難易度、そして、横軸を時間とすれば、今の仕事がどの領域(タイプ)のものかは分かりますよね。
評価者と共有できているか
ただ、問題はここからです。
そのお仕事に取り組んでいる人と、その結果を評価する人の間で、どの領域の仕事をしているのかという認識が、ズレてしまっているのです。
本人は、時間がかかる難しい案件だと思っていたとしても、上司は、時間がかかるけど容易な案件だと思っているかもしれません。
すると、その仕事を終えたときの、部下が上司に期待する言葉と、上司から部下への言葉には、違いが生まれていそうな気がしませんか。
このジレンマが、会社では、よく起きているのです。
そして、関係性がどんどん悪化していきます。
これを、組織の循環の法則から見てみると、
関係性の悪化は、思考の悪化に繋がり
思考の悪化は、行動の悪化に繋がり
行動の悪化は、結果の悪化に繋がります。
そして、上司は部下に対して良い結果を求めますので、ますます関係性が悪化する・・・
如何でしょうか?
皆さまの会社は、大丈夫でしょうか?
この循環は、とても根強いですから、好循環に変えていくのは至難の業です。
だからと言って、何もしないと、ずっとそのままですから、良好な人間関係を築くことから始めなければなりません。
私が、お客さまの社内研修として、STR(素質適応理論)を取り入れているのも、そういった理由からです。
お一人おひとりのお話しを伺うと、思い込みや勘違いが事の発端というケースが、ものすごく多いことに驚きます。
早く結果が欲しいなら、社員さんに求める前に、自らがトップセールスマンとして結果を創ること。
社員さんにも結果を求めるならば、社員さんが結果を出したくなるプロセスを経ること。
これも、時間軸で考えることの1つではないでしょうか。
短期が得意な人もいれば、長期が得意な人もいます。
でも、短期決戦が得意な人であっても、短期・短期・短期・短期と積み重ねれば、それは、長期決戦になっています。
逆に、長期決戦が得意な人であっても、短期・短期・短期・短期に分けてチェックすれば、それは短期決戦になっています。
つまり、私たちは、モノゴトを見たり考えたりするときに、
どちらの面から見ているか?
どちらか一方からしか見ていないのではないか?
こういった視点をもっておくと、短期や長期、短所や長所といった見方は、どちらでもよくなるのかもしれませんね。
人は、見たいように見て、考えたいように考える傾向があります。
ここに気付き、逆側の視点が入ると、一気に【倍の世界】に膨らみますね。
もうこれ以上は無理・・と思っていたことも、実は、まだやれるかも!?
私は、そのように考えますが、皆さまは、どう思われますか〜?
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
ブログ筋トレVol.513-1
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