皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。
昨日のブログでは、組織が一丸となるのを邪魔してしまう大前提についてお伝え致しました。
昨日のブログは、こちらです。
守りたい・輝きたい・勝ちたいという3タイプ
昨日も書きましたが、組織が一丸となってビジョンに向かう姿を、経営者は何度も何度も想像しています。
そして、それと同時に、何故、一丸となれないのかに悩み、苦しんでいると思います。
ただ、人は、少なくとも3つのタイプに分類されるのです。
つまり、それを越えたものがなければ、一丸となるのは難しい・・
その越えたものとは、いったい何なのか・・?
それが、ビジョンでした。
だからこそ、企業には、圧倒的なビジョンが必要なのです。
皆さまの会社は、如何でしょうか?
それでは、今日のブログです。
1,000円で仕入れた商品を、粗利率20%で販売しようとすると、何故か17%になる不思議・・
今日は、初っぱなから質問です。
1,000円で仕入れた商品を、粗利率20%で販売するためには、何円で売れば良いでしょうか?
今、パッと・・・1,200円!
と、思われませんでしたか?
では、検証してみましょう。
1,000円の商品を、1,200円で販売するわけですから、粗利は200円になります。
そして、粗利率とは、粗利÷売価×100で計算します。
200÷1,200×100=17%
*四捨五入しています。
へ!?
17%!?
そうなのです。
1,000円の商品を、1,200円で販売すると、粗利率は17%になってしまうのです。
原価÷原価率=売価
実は、こういう値付けのミスが起きているケースがあります。
粗利率20%を目指しているのに、最初から値付けを間違えていては、絶対に達成できませんよね。
では、値付けの方法ですが、次の計算式を使います。
原価÷原価率=売価
今回の質問では、粗利率を20%にしたいということでしたので、その原価率は80%になります。
そして、原価(仕入れ)が1,000円だと分かっていますので、
1,000円÷80%(0.8)=1,250円
つまり、1,250円が販売価格となるのです。
その差は、わずか50円。
されど、50円。
この差が、粗利率3%の違いを生んでしまいました。
値付けは、会社の利益を大きく左右します。
こういう値付けのミスが起きていないか、ぜひ、自社の商品を見直してみて下さいね。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.595-1
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