• 【利益最大化】を目指すなら、まずは、利益の計算方法を明確にしよう!

    皆さま、こんにちは!NICEONの四ケ所です。

    昨日は、10%値引きをしたら、10%だけ販売数量を増やせば良いのか?について考えてみました。

    昨日のブログは、こちらです。
    10%値引きをしたら、10%販売数量を増やせば利益は同じになるか?!

    答えは、NO!でしたが、少し具体的に説明をしてみたいと思います。

    例えば、下記のような会社があったとします。

    単位は、なんでも構いません。



    それでは、この会社の売価を10%下げて、数量を10%上げてみると、利益が変わらないのかどうかを計算してみましょう。

    MQ会計は、カタチさえ覚えておけば、いつでも簡単に計算できますので、ぜひ、この機会に覚えてみて下さいね。

    まず、売価が30円のものを、10%値下げすると、27円になります。

    値下げをしただけで、原価は変わりませんので、10円あった粗利が7円に減ります。

    この状態で、販売数量を10%アップさせて、11個にしてみます。

    これで、準備は整いました。



    では、結果です。

    下の図の通り、この会社の場合は、赤字に転落してしまいました。



    ということは、10%値引きして売るんだったら、10%以上に販売数量を増やしていかないと、今までと同じ利益にはならないことが分かりますね。

    これを、4要素(P・V・Q・F)によって、【利益に対する感度が違う】と言います。

    決して、頭の中で計算しない方が良いですよ。

    私たちには、どうしても【思い込み】がありますから、実は、すごく怖いことなのです。

    思い込みで、最初から赤字になる意思決定をしてしまっていたら、どう足掻いても赤字になるんです。

    先ほどの例のように、計算はすぐに終わりますから、一度確認してみることを習慣にしましょう。


    【利益最大化】を目指すなら、まずは、利益の計算方法を明確にしよう!

    今期は、【利益】最大化を目指します!

    今期は、昨年より1円でも多く【利益】を増やそう!

    皆さまの会社にも、こういう目標が掲げられているかもしれませんが、ここで、1つ質問です。

    利益って、どうやって計算するんでしょうか?

    研修会場にて聞いてみると、えーっと・・・【売上から経費を引く!】のように、【売上】を基準に考えておられる方が多いように思います。

    これが、【とにかく売上を上げれば利益が増える!】という、売上至上主義に繋がっているように感じます。

    これは、【思い込み】に過ぎません。

    売上が増えれば、利益は増えるかもしれませんし、変わらないかもしれませんし、減るかもしれません。

    つまり、【分からない】のです。

    では、もう一度、先ほどの質問に戻りますね。

    利益って、どうやって計算するんでしょうか?

    それは、下記の利益の構造を見ると、すぐに分かります。



    利益は、MQ(粗利総額)からF(期間費用・固定費)を差し引くだけなのです。

    つまり、利益最大化は、別の言葉に言い換えることが出来ます。

    ズバリ・・・

    MQ(粗利総額)とF(期間費用・固定費)の差額を最大化せよ!

    と、いうことです。

    F(期間費用・固定費)が、空っぽのお風呂だとしますよね。

    そこに、M(Margin、粗利)というお湯が、商品を販売するごとに注ぎ込まれます。

    会社というのは、このお風呂が満タンになるまでは、ズーッと赤字です。

    もし、満タンになったとしても、まだ、損益分岐、いわゆるトントンに到達したに過ぎません。

    そうではなくて、お風呂からM(Margin、粗利)が溢れ始めて、ようやく黒字に突入なのです。



    如何でしょうか?

    利益を最大化しよう!と言われるよりも、MQとFの差額を最大化しよう!と言われる方が、具体的なストーリーが頭に浮かんできませんか?

    MQ会計は、【儲けのための会計】というのが、少しでも伝わっていましたら嬉しいです。

    今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。

    今後とも、どうぞ宜しくお願いします。

    ブログ筋トレVol.242

One Responseso far.

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